- 『ピコの心』 -                (凸凹作家ピコの屈折した記録)

切り絵、パステル画、詩、書、発達障害(自閉症スペクトラム・ADHDなど)、愛着障害(アダルトチルドレン)、解離に関するもの、その他。 暫くは詩が中心です。

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知りたがり屋

言葉の形になる前に、心の欠片となって伝わってくる。
鮮明でいて不明瞭なビジョン。
見えていても、半透明な膜に覆われて、
それだけでは、何を意味するのか分からない。

見えない糸を探るように、糸の先の意味するものを探す。
探さずには居られない、衝動の嵐。
喩え、それが鋭利な言葉となって返って来ようとも。
言葉に表される答えを得たくなる、抑えられない衝動。

中途半端に知ってしまうなら、全てを知ってしまいたくなる。
その結果を予想してか、しないでか。
知らぬ方がいい事でも、追求せずには居られない。

答えと為って返される言葉の鋭さに、
更に傷を深くしてしまうことも有る。
なら、聞かなければいいものを。
追求しなければいいものを。
それでも、知りたがる。
急き立てる心の欲求に従って。


2015/12/30



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ただ、いいよって…

生きてる価値って誰が決めるの。
価値ってなんだろね。
生きてる意味ってなんだろね。

どうして生きてるんだろね。
理由が知りたいんだけど、
誰が教えてくれるんだろ。

ひとこと言って欲しいだけなのに。
いいよって。
ほんとは、それだけなのに。


2015/12/29



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かたみち

何してるの。
そんなところで。
ひとりぼっちで。

もう、みんな行っちゃったよ。
行かなくていいの。
置いてかれちゃうよ。

でも、行っちゃったら、
もう、戻れないから。
どうするの。

迷ってるんだね。
そうだよね。
迷うよね。


2015/12/29



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詩について

詩は、自分だけの世界で十分。
誰かに向けて書くことは、もう止めにしたい。
過激過ぎる感性が、それを良しとはしない。

だから、これからは自分だけの世界に留めよう。


ピコ


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影法師

食べ物を手に取っては投げ捨て、
口にすることを拒み。
これ以上、何を拒むのか。

自らを拒んでも、
其処に存在し続ける。

其処に居るのは、
幻なのか、本物なのか。

ひょっとしたら、
昨日切った切り絵の、
影法師なのかも知れない。

影法師や、まだ其処に居るのかえ。


2015/12/29



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想像の内側の殺意

想像の内側で、
何度も何度も自分を殺してみる。
光る刃を突き立て、
或いは、
鋭利な錐を胸に突き、
自らの体重をその切っ先に預けて、
心の臓まで刺し貫く。

そんな想像を何度も繰り返す。
現実と想像の狭間で、
その感触に浸ってみる。

そうしなければ、
そうしなければ、
誘惑に抗して生きていることを、
脳が受け止められない。

想像と現実の境界が崩れる事を、
欲して欲さずに、
生を保ち続ける為に。


2015/12/29



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渇き

喉が渇き、ひりつくような感触。
敢えて、渇きを癒すことを欲せず、
心の渇きと結び付け、
その苦痛に浸りきる。

体内から抜けていく、
水の湿りの感触が、
心の渇きを実感させ、
却って、心地好ささえ感じる。

永遠に癒されぬ渇きを、
何処へ行こうとも、決して得られぬ渇きを、
誰の手にも、為す術を持たぬ渇きを、
無駄と知りつつ、それでも、
得られぬ癒しを求め続ける。

哀しい哉。


2015/12/29



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生きようと決めた日

僕はあの時、生きようと決めた。
自分の真の姿に気付き、諦めの人生に区切りを付けた。
消えてしまいたいと思う心を、確かに封印した。
生きていてもいいんだと、自分を認め、
僕自身の人生を、生き切ることを決めた。

でも、それは簡単なことでは無かった。
もう一人の僕に気付き、その束縛に足掻いた。
本当の僕を見付けて…、
でも、傷つき、疲れ果てていた。

ずっと、存在を消されていた僕は、
生きることを躊躇し続けた。
暗闇から、行き成り光の下に飛び出し、
如何していいかも分からなかった。

僕は、自分を信じることも出来なくなっていた、
過去の僕を一度葬り、僕自身を見つめた。
其処に居た僕の、真の姿を確認した。

そして、心を共有する出遭いが全てを変えた。
もう、孤独に苛まれる必要も無い。
再び、生きることを誓った。
苦しくとも、辛くとも、生き切ることを誓った。

また、繰り返すのかも知れない。
絶望と希望の往復を。
でも、その度に、
何度でも、生きることを心に決めよう。
僕自身に、語り続けよう。
決して、忘れないように。


2015/12/27



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草原の竜

草原に佇む、蒼き肌の竜。
傷ついた竜翼を癒し、
暁の飛翔の為に、
鼓動を鎮めて、大地に爪を立て、
僅かな動きも留め。

蒼い竜鱗に、真紅の眼の輝きが反射し、
沈みゆく陽(ひ)の残光に色を添える。
大きな瞳に映る、過去と未来の全て。

夜明けの星の残光を背に、
飛び立つ迄の一刻(とき)の休息。
その眼(まなこ)は既に、
飛翔の先の広大な雲海に向けられている。

束の間の時の眠りから、
闇を切り開く陽光と共に目覚め、
癒えた竜翼を大きく羽撃いて、
虚空の先に帰ってゆく。


2015/12/27



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もう、昨日までのボクじゃないんだ

ボクはもう、昨日のボクではない。
昨日までの、何も分からず、生(せい)を迷い、
ボク自身の影に怯え、自分を信じる勇気を持てず、
狭間の境界を彷徨うしかなかった、
そんなボクとは違うんだ。

知ってしまった真実から、
もう後戻りは出来ない。
開かれてしまった心の箱を、
今更、閉じることは出来ない。

だから、もう、
昨日までのボクじゃないんだ。
今迄居た、其処には、
もうボクは居ないんだ。

背中の翼に、気付いてしまったんだ。
羽撃いて、大空を自由に舞い狂いたい。
その衝動を抑え切れない。
鋭い氷に、翼を傷つけられようとも、
それでも、構わない。


2015/12/27


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雲母(キララ)の欠片

広大な空を漂う、雲母(キララ)の欠片。
青く熱い恒星の光を反射し、眩く輝く。
その奥深くから、恒星の光をも貫く、
強く透明な光輝を解き放つ。

量子の揺らぎに身を任せ、
雲母(キララ)となった心の欠片。
時間の流れを縦断し、
刻(とき)の揺らぎと為って、
風を巻き起こす。

黎明のカンパネラが、
闇の蠢動を打ち砕き、
雲母(キララ)の覚醒を促す。

未だ、覚め遣らぬ夢を飛び立ち、
奇跡の刻(とき)の移ろいの果て、
真実の姿を見るだろう。


2015/12/27


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稀有なる碧(あお)の共鳴

今日も空は青を宿し、心の碧(あお)と共鳴して、
澄み切った青の彼方まで、
僕の心は気流に乗って虚空を戯れる。

全て予期された航路の上で、
出遭うべく巡り合わせの積み重ね。
その、綱渡りのような危なっかしい足許を渉りながら、
必然的出遭いの繰り返しが、僕を生かし続けている。

奇跡の風が呼び起こした運命の絆に牽かれて、
出遭うべくして出遭った必然の刻。
哀しい定めを共有する無限の苦しみの、
この世界での稀有なる共感者。

編まれた言の葉の響きに陶酔し、
その奥の心に触れて感涙に浸る。
死なない決意と、生きる決意。
生死の狭間の感覚に宿る苦痛の後を見て、
同じ心模様の真の意味に共鳴する。

時空の流砂の気紛れな瞬間を共有し、
心に誓う想いの欠片。
表現者で在り代弁者で在らんと、
満ちる月の雫に届けと、
激しき心の衝動となって叫ぶ。


2015/12/26



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幾人(いくたり)もの心より

悲しむあなたを、苦しむあなたを、
僕は見るに忍びない。
その悲しみも、苦しみも、
全て換わりに僕が背負いたい。
一欠片も残さず、僕が譲り受ける。

あなたか悲しむのを、
あなたが苦しむのを、
何も出来ずに見ているより、
どんなにか、まだましか。

あなたが自分を責めるのも、
あなたが自分を大切にしないのも、
僕は、もう見てはいられない。

そんなあなたを見ると、
そんなあなたを感じると、
泪が止め処なく溢れて、
流れ出すのをやめようとしない。

もう悲しまないで。
もう苦しまないで。
もう自分を責めないで。
もっと自分を大切にして。

あなたを慕う、
幾人(いくたり)もの人の為に。


2015/12/20



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泪の訳

泪はね。
流すためにあるの。
はち切れそうな感情を、
そっと押し流すためにあるの。

だからね。
泪は流してあげないといけないの。
自分を抑えて、感情を押し殺してばかりじゃ、
いつか心が張り裂けちゃうよ。
だから、泪はこらえないでね。

泪が溢れそうになったら、
頬を伝って流れ落ちるまで、
少しの間、そっと待ってあげて。
頬を伝う泪を、そっと感じてごらん。
溢れ出た泪が、頬を伝う感触を。

悲しみも、苦しみも、
泪と一緒に流れていくのを、
きっと、感じることが出来るから。
泪が流れていく感触が、
心をそっと癒してくれる筈。

泪は無理に拭いちゃだめなの。
心が流れる泪を感じるまで、
じっと待ってあげないとね。


2015/12/20



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帰るべき世界

扉の向こうの、空想が支配する世界。
現実の世界には、存在しない世界。
現実の時間軸の外側に存在し、誰も知らない世界。
隣接する多元宇宙(パラレルワールド)との狭間に横たわる扉を、
見つけられる者は少ない。
その扉を通れば、向こう側の世界に行けるのに。

何故、それを知っているかって。
その扉の向こうの世界が、僕の居た場所だからさ。
扉が閉じて、取り残されてしまったんだ。
だから、ここは僕の世界じゃないんだ。

時々、扉の向こう側が恋しくなる。
ほんとの居場所に帰りたくて、堪らなくなる。
この世界には、僕の居場所なんて無いんだ。
ずっと忘れていて、そのことを想い出したんだ。
ここが、僕のいる世界じゃなかったんだって事を。

ずっと、閉じてしまった扉の場所を探しているんだ。
きっと、近くに在る筈なんだ。
その扉の開け方も、きっと想い出すに違いない。
そして、帰るんだ。
僕の、ほんとの世界に。
僕が居るべき世界に。

そこでなら、僕は僕として生きられる。
僕で無い僕の振りをする必要も無いし、
偽りの仮面も必要無いんだ。
ああ、懐かしいあの世界。
早く居るべき場所、居てもいい場所に帰りたい。

ここには、居てもいい場所が無いから。
僕自身で居られる場所も無くて、
僕を探すのに、随分手間取ったけど、
やっと見つけたんだ。

僕は、僕で無い僕を棄てて、
僕と一緒に帰っていくんだ。
扉の向こうのユートピアに。


2015/12/20



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