- 『ピコの心』 -                (凸凹作家ピコの屈折した記録)

切り絵、パステル画、詩、書、発達障害(自閉症スペクトラム・ADHDなど)、愛着障害(アダルトチルドレン)、解離に関するもの、その他。 暫くは詩が中心です。

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薬の怖さ

今日は、セリアック病に関係したお話です。


小麦のグルテンは、グリアジンとグルテニンの2種類のたんぱく質に分かれ、其の内のグリアジンが、特に困った存在のようです。
グリアジンは、腸の粘膜を簡単にすり抜けてしまい、その際に、腸の粘膜を傷つけてしまうようです。
細胞の結合を解いてしまうとか、書かれているのを見ました。


腸の粘膜に穴を空ける、一因になっているようです。
これは、リーキーガット症候群の症状になりますね。

セリアック病は、グルテンのグリアジンに拠って引き起こされる不耐性です。
グルテンは、アミノ酸に分解される前のペプチドの状態で、アミノ酸まで分解する酵素が上手く働かずに(不足しているのか、殆ど無いのか)、ペプチドの状態のままで腸に達してしまう為、免疫機構が過剰に働き、自分の小腸の細胞まで攻撃してずたずたに切り裂いてしまう。
自己免疫疾患ですね。

セリアック病は、グルテン不耐性の過激なタイプ、と言えばいいかも知れません。
グルテン、…実際はグリアジンに反応するようですが、このグルテン不耐性を持っている人は、乳糖不耐性も持っている事が多いようです。


乳糖とは、乳製品に含まれるたんぱく質で、カゼインと呼ばれているものです。
乳糖の分解酵素は、日本人の成人は殆ど持っていないと言われています。
グルテンの分解酵素も、似たようなものかも知れません。
元々小麦を食べる習慣がなかった日本人が、その分解酵素を持っている事の方が不自然に思いますが。


グルテンの不耐性に関する研究は、日本ではかなり遅れているので、実際の患者数は全く分からないと言った方が正しいと思います。
状況を把握する事すら、まだ出来ていないんです。


東洋人には、特にグルテンの不耐性は多いと言われていますが、ごく最近まで、日本人にセリアック病はほぼ居ないとまで言われていました。
最近になって、0.7%と訂正されたようですが、実際にはもっと多いでしょう。
この数倍は確実に居ると思いますが。


ただ、不耐性やセリアック病でありながら、診断を受けていない人が、99%だと言われています。
勿論、日本の話ではなく、不耐性、セリアック病、リーキーガット症候群では、最も研究も治療も進んでいる国の一つだと言える、オーストラリアでのお話です。
日本では、診断される事自体が稀ですから。
ほんの限られた医療機関でしか、診断も治療も行われていないのが現状です。


15年程前には、既にイギリスやオーストラリアで話題になり始めていた事が、日本ではやっとネット上で、話題に上るようになってきましたけど、治療法がないので、医療機関関係者からは、まだ黙殺されているようです。


セリアック病の薬が、日本を除く世界で開発が進んでいて、…日本では研究機関すら知りません。…日本の製薬会社も、其処に便乗しようとしているようです。
薬が出来れば、診断しても差し障りがなくなるでしょうから、一気にセリアック病患者が増えるでしょうね。
そして、診断する為に、検査が日本でも出来るようになるかも知れません。
その検査にも、保険が適用されるようになるかも知れませんね。



肝心な薬の怖さのお話に、まだ入ってないですね。
日本では認知度も低く、サプリメントも海外の医療用サプリメントを取り寄せないと、国内に安心して飲めるサプリは無いと思います。
サプリ自体が、日本では医療用として使えるものを作ってはいないんですから。


グルテンというのは、乳糖(カゼイン)も同じですが、添加物などとして、とても都合がいいようです。
殆どの加工品にはグルテンが使われ、安全な添加物という位置付けになってしまっています。
其れはカゼインも同じですが。


スーパーの惣菜コーナーで、小麦が使われていない惣菜は殆どありません。
小麦は使っていないと表示されていても、調味料の多くにグルテンが含まれているのですから。
一番気をつけないといけないのが酢です。
リンゴ酢以外の一般的な酢は、お勧め出来ません。
酢の物などには、小麦も使った穀物酢が一番多く使われるようです。



なかなか肝心の話しに辿り着きませんから、食べ物に関しては次回にしましょう。
日本では、グルテンも、カゼイン(乳糖)も、安全な添加物にされてしまっているので、当然の如くに、薬にもサプリにも使われているんです。
錠剤タイプのものには、グルテンが使われていると、聞いていましたものですから、なるべく散剤(粉薬)に変えて貰いました。


セリアック病では、食べた栄養素の吸収を阻害されてしまうので、症状が進めば極度の栄養失調に陥ります。
其れを補うように、ビタミンやミネラルを摂っています。
そういった薬やサプリに、グルテンも一部使われているので注意が必要です。
でも、乳糖が標準的に使われていることは考慮していませんでした。


かなり、グルテンにも乳糖(カゼイン)にも過敏になっているので、ほんの僅かな量でも反応します。
もともと、薬の主成分というのはごく僅かで、大半の薬は、乳糖などの添加物を多量に使って、量を増やしているようです。
余りに小さいと、調剤もやりにくいし、薬を飲む時も、紛失の危険が大きいからでしょうか。


不耐性を持つ人は、リーキーガット症候群の症状も、大概あるでしょうから、カンジダ症になっている危険も大きいようです。
ですから、薬に含まれる白糖への注意も必要です。
カンジダ症が重い場合は、特に。



製薬会社によっては、殆ど全ての薬に乳糖(乳糖水和物と表示されています)を入れてあるそうです。
ジェネリックを探して、乳糖を使って無い薬を探すのは大変な事です。
ネット上で成分をチェックして、最終確認は、製薬会社に直接聞くしかありません。
よく病院に出入りしている、製薬会社の営業に聞いても、答えられないか誤魔化されてしまうだけでしょうね。


薬も国産のサプリも、無闇に飲まないのが一番安全です。
折角、食生活に最善の注意を払っても、薬などから知らずに摂取してしまうんですから。
ですから、日本では海外の医療用サプリの助けを借りないと、治すどころか悪化を止める事も難しいんです。



日本では、不耐性の人はほんとに大変です。
薬もサプリも安心できない、むしろ危険性の方が大きいんですから。
食材も、統合医療(代替医療を積極的に取り入れている)先進国など、認識が深い国では、グルテンフリー(グルテンを使わない)の食材や加工品がずらっと並び、グルテンフリー専門のレストランも数多くあるそうです。
グルテンフリーのパンや麺類も多く、不耐性やセリアック病の人が日本へ来ると、ほんとに食べるものがなくて困るそうです。


わたしも、ほんと困っていますの。
ドナ(敬愛するドナ・ウィリアムズ)が言うように、食べる事に関しては、車椅子状態です。
調味料も殆ど使えません。



思い付く侭になってしまうので、話が飛び飛びになってしまうと思いますが、栄養医学のお話や、脳への影響、腸と脳の関係なども、徐々にお話したいと思います。


最後に、最初に衝撃を受けて、リーキーガットに辿り着く一つの切っ掛けを作った、ナショジオの記事を紹介します。
最も、直接リーキーガット症候群へと、わたしの目を導いてくれたのは、ドナ(ドナ・ウィリアムズ)の書物と講演記録でしたが…。(その辺も、今度お話しましょう) 



自閉症だと、わたしもそうですけど、腸内細菌の種類も数も元々少なく、其れが抗生物質を服用する機会が増える事で、決定的なダメージを与えてしまったんですね。

見に覚えがあるので、実感として感じます。


腸と脳の関係は、ドナ(ドナ・ウィリアムズ)も指摘していました。
後日紹介しますが、脳のネットワークの仕組みがそもそも違うようです。
自閉症スペクトラム、今は分類されている、その他の発達障害も、遺伝子レベルの違いが、腸と脳の構造学的相違を生んでいるのかも知れません。


障害という言葉がいつか消えるでしょうけど(そう願いたいですが)、遺伝子的な違いがある2つ、或いは複数のグループが存在するという事かも知れませんね。
進化のプロセスに於いて、当然起こりうる種の分化でしょうか。


SFっぽく、なり過ぎましたかしら。



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塗り絵コンテストで佳作に

セブンネットで企画していた「大人の塗り絵コンテスト」に応募してみたら、佳作に選ばれて、景品の塗り絵の本が送られてきました。
余り出来が良くなかったので、殆ど期待してなかったんだけど、…。

fromひみつの花園s

秋にも企画しているようだけど、その頃に描けるかどうか…? 


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最後のメッセージ

随分書いてなかったけど、いつ最後になるか、分からないから、これから最後のメッセージを綴り続ける事にしました。

何から書き始めましょう。
1年近く前から、徐々に体重が減り始め、半年で約5kg 減りました。
腸の調子が良くなく、便秘と下痢を繰り返すようになって、何が原因か分からず、そんな状態がずっと続いていました。

ドナ・ウィリアムズの本と講演を記したブログなどから、リーキーガット症候群(LGS)という、聞いた事の無い名称の病気を知ることになりました。
自分の状態が当にそれなんじゃないかと、ヨーグルトを食べたり、食生活に配慮するようになりました。

食事量も痩せ過ぎている事を考慮して、それまでの倍以上、かなりの量に増やしました。
それでも、幾ら食べても体重は増えるどころか減り続けました。
不審に思って、栄養医学研究所などのホームページを見ていく内に、不耐性というものがある事を知りました。

そして、不耐性の中でも、自己免疫疾患に至った病名が、セリアック病だという事を知りました。
そのセリアック病なのではないかと疑い、その原因となる小麦と乳製品を食事から排除しました。
勿論、その段階では小麦のグルテンが何処まで使われているか、まだよく分かってはいなかったので、不十分なグルテンフリー(グルテンを使わない食事療法)ではあったのですが、体内から小麦のたんぱく質であるグルテンと、乳製品のたんぱく質であるカゼインが抜けていくに従い、自律神経がめちゃくちゃになったような状態になり、約1週間続きました。

具体的には、体温調節が全く出来なくなって、急に暑くなって汗が流れ出したかと思うと、数分後には寒くて堪らなくなり、それを一日中繰り返していました。
更に頭痛と微熱、更に全身に走る疼痛に苛まれました。
それが禁断症状だと分かり、不耐性が確実だった事が分かった訳です。
そして、食べた物の吸収が殆ど出来ていない事から、セリアック病である事を疑いようがなくなりました。

更に、簡易検査をして見た結果、カンジダ症もかなり酷い状態になっているらしい事も。
それからは、食べても安全なものを探してネットで情報を集め、ほぼ完璧に食事からはグルテンもカゼインも抜いたつもりでいました。
しかし、薬にもグルテンは安全な添加物として多用されているんです。
その為、体重の減少は緩やかになったとはいえ、増減を繰り返しながら減少傾向にあるのを止める事は出来ませんでした。


今日は此処までにして、次回は、参照できるページなどもご紹介できればと思います。


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