- 『ピコの心』 -                (凸凹作家ピコの屈折した記録)

切り絵、パステル画、詩、書、発達障害(自閉症スペクトラム・ADHDなど)、愛着障害(アダルトチルドレン)、解離に関するもの、その他。 暫くは詩が中心です。

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解離の世界

僕は、夢をよく視ます。
解離性特有の夢も、よく視ます。

夢の中で夢を視ていて、夢から覚めたと思ったら、其処は未だ夢の中。
覚めても覚めても、幾重にも重なり、何層構造にもなった夢からは、容易に抜け出ることが出来ないんです。
その其々の夢の中には、勿論自分が居て、夢を視ている自分を見ている、夢の中の自分が居て、…。

どの夢も、大概、夢と現実の区別がつかなくて、目が覚めても、其の侭、夢の続きを視続ける事がよく有ります。
夢から、白昼夢にシフトしてしまうようです。

夢の中では、自分が主人公でない時も有ります。
脇役として、夢の中の主人公を見ているんです。

解離性との関連は分かりませんが、あるタイプの夢では、夢の中の登場人物の、主要なキャストは俳優が登場します。
名前を知ってる俳優だけでも、例えば、北村一輝さん、竹内結子さん、佐々木蔵之介さん、福山雅治さん等々、いつも豪華キャストで、そういう夢はまるきりドラマのような筋書きです。

北村一輝さんは会社の同僚、竹内結子さんは奔放な従妹、佐々木蔵之介さんは閉院するクリニックの院長、福山雅治さんは学園か何かの寮の管理者、といった具合。

面白いところでは、ゴジラが登場した事も有ります。
それも、白いゴジラで、ゴジラの何倍もある巨大な塔の前に立って、如何やってよじ登ろうかと、塔を登るルートを目で追いながら、じっと佇んでいるんです。
途中迄は、塔のてっぺんに在る研究所の所員だったのが、ゴジラがやって来て塔から避難し、それでも気になって、塔の影からようすを伺っていたのに、いつの間にか、白いゴジラの視線になって見てるんです。
白いゴジラって、何の象徴なのかしら。

夢の中で、よく空を飛びます。
でも、空を飛ぶ時は、高く飛んだ事が無くて、いつも地面の数センチ上を浮いてるんです。
宙に浮いて、彼方此方行く夢をよく視ます。
最初の数歩、地面を蹴ると、後は地面に触れる事も無く、浮いて移動するんです。

殺される夢も、時々視ます。
刺されたり、首を絞められた事も有ったかしら。
殺された後は、如何なったのか、…殺されちゃったから、記憶に無いのかな?

同じ夢を、繰り返し何度も視たり、…。

夢の中で、観客の視線を感じながら、夢の世界で、登場人物の役を演じ続けている事を、よく知っているみたいです。
観客の視線って、夢の外側に居る自分の視線かしら。

解離性特有の夢が多いですね。


解離って、一つの特性で、AC等との関連性も有りますけど、自分の中にとても大きな世界を創ってしまうんですね。
外に向けるエネルギーを、その殆どを、自分の中に向けてしまい、そのエネルギーで世界を創ってしまうんです。
その世界はどんどん広がって、意識の枠を超えてしまい、深層意識の底の集合的無意識の領域に迄、達してしまうんでしょうね。

解離性の持つ創造性というのは、集合的無意識から汲み出されるものかも知れません。
その世界は、幻想的な世界でも有ります。


僕の持つ世界は、当に、この解離の齎す幻想的な、集合的無意識に繋がる無限の世界で、詩にしろ、切り絵にしろ、絵画にしろ、書にしろ、集合的無意識から打ち寄せる波を、外の世界に表現できる形に変換して、無意識の内に表現したものです。
書いてる(或いは、描いてる)感覚は無くて、湧き上がるエネルギーの塊を、其の侭、押し流しているだけです。

それが、解離の世界なんですね、きっと。


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誰か…、お願い

この声は届かない。
幾ら叫ぼうと、何処にも届かない。
どれだけ声を張り上げようが、
虚しく空(くう)を抜けていくだけ。

誰にも声は届かない。
助けを求めても、誰も答えてはくれない。

人は見た目で判断して、
助けを求める声を、聞いてはくれない。
この胸の内の苦しみを、
誰が受け止めてくれるのだろう。

泣き叫ぶ、心の涙を、
心の悲しみを
心の孤独を、
気づいて欲しいのに。

誰か助けて、
誰か気づいて、
誰か…、
お願い。



2016/7/31


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