- 『ピコの心』 -                (凸凹作家ピコの屈折した記録)

切り絵、パステル画、詩、書、発達障害(自閉症スペクトラム・ADHDなど)、愛着障害(アダルトチルドレン)、解離に関するもの、その他。 暫くは詩が中心です。

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受け入れる事、理解する事

久方ぶりで詩を書いたので、後で載せたいと思います。
その前に、ちょっと思ったことなどを…。

発達障害についてとか、生き辛さを感じていることについてとか、独特でちょっと他の人とは違った感覚についてとか、話しても分かって貰える人は1割居ればいいほうだと聞いていました。
分かろうとしてくれる人は確かに居ます。
でも、何故か距離感を感じてしまったり、伝わらない苛立ちを感じたり、終いには疎外感を感じることになります。

根本的に、分かること、理解することなんて簡単に出来る事ではないんじゃないかと思うようになりました。
分かろうとすればするほど、理解できる(よく知っている)規定の枠に、無理に当て嵌めて納得しようとする人のほうが多いんです。
そんなに違わないんだという、思い込みを作り上げることで安心しようとする心理。
一般的な枠に近づけようとすることで、理解を示そうとする心理。
それが、むしろ普通の好意的な反応なのに、違和感と反発を感じてしまう。

価値観自体が違う事を、認めなければいけないと気づきました。
価値観が全く違う事を否定するのではなくて、自分の全く違う価値観を主張してみてもいいんじゃないかと思い至った訳です。
そういうことを話すのは、会話となるとかなり大変なんですけどね。
誰とも共有出来ない感覚を、最近は強く自覚することが多くて、理解など出来ないだろうと疎外感を感じてしまう。
理解して貰いたい、分かって貰いたいという気持ちを抑え切ることが出来ずに、苛立ちを感じてしまう日々を繰り返していただけだったんです。
でも、分かって貰う必要も無いんじゃないかと思うし、分かって貰うこと自体無理なこともあります。
ただ、そうなんだねって、受け入れて貰うだけで充分だったんです。

理解できなくても、分からなくても、受け入れることは出来ると思います。
実は、その方が重要なことだったんです。
無条件に安心して信頼できるようになる人は、理解しようとする前に受け入れようとしてくれる人なんじゃないかと思います。
メンタルクリニックの先生たちも、カウンセリングの先生も、一般的な枠に当て嵌めて理解しようなんてしていません。
ただ、単純に、受け入れて貰っているんです。
だから、無条件に信頼するようになったんだと思います。
幸運な巡り会いだったと思います。

受け入れることって、分かろうとするよりも大変なことかも知れません。
僕自身、受け入れるなんて簡単には出来ないかも知れません。
受け入れるには、理解できなくても構わないわけです。
理解できないままでも、その違いをそのまま受け入れているんですね。

同じだとか、同じようなところもあるとか、誰でもそういうところはあるとか、そういった言葉に感じた反感は、無理に分かろうとする心を見てしまったからなんでしょう。
同じじゃなくて、似ていることはあっても、みんな根本的に違うんですよね。
まして、(普通の)人とかなり違う人たちも居るわけです。

同じところではなくて、違うところから始まるんじゃないでしょうか。
そして、その違いを受け入れることから、全てが始まるんじゃないかと、ふっと、思いました。
価値観も違う、ものの見方も違う、感じ方も違う、少し似た人が居るだけで、根本的にみんな違うんです。
そんな違いの大小って、それ程意味があるんでしょうか。

無理に理解しようとすることは無意味です。
自分の知っていること、体験している範囲でしか理解は出来ないんじゃないでしょうか。
その範囲を超えたことは理解すること自体が難しいと思った方が、余程、真実味があると思います。
それぞれの、見方の違い、感じ方の違い、考え方の違いを、互いに尊重するようになれば、障害なんて言葉自体が消滅するんじゃないでしょうか。

いろんな違い、肌の色の違い、言葉の違い、好みの違い、障害と言われているものの有る無しの違い、考え方の違い、性別の違い、社会的地位の違い、どれも拒絶する必要はないと思います。
まして、マイノリティを受け入れる事を拒絶すれば、社会はつまらない画一的なものになって衰退してしまうように思います。
多様性を認めて欲しい。
マイノリティにも、居場所を下さい。
ただ、そう、願います。


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2015-12-04 Fri 14:48 | URL | つねさん #- [内容変更]
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