- 『ピコの心』 -                (凸凹作家ピコの屈折した記録)

切り絵、パステル画、詩、書、発達障害(自閉症スペクトラム・ADHDなど)、愛着障害(アダルトチルドレン)、解離に関するもの、その他。 暫くは詩が中心です。

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最近はいろいろ有り過ぎて

まだ、少しも落ち着いてないんですが、ここのところ、いろいろな事がありすぎて…。
だけは、どんどん増えています。
最近のを数編。



<大切な時間 - 悲涙(ひるい)の時 ->

人は 誰かを失(うしな)った時、
直(す)ぐには 気付かない時があります。
それが 大切な誰かであれば、
尚更(なおさら)です。
でも、
やがて 失(な)くしたことに気付きます。

そして、
-悲涙(ひるい)の時- を迎えます。
失(な)くした誰かが 特別大切な人であれば、
-悲涙(ひるい)の時- は、暫(しば)しの間続きます。
それは、
永遠に 続くかのように思えます。

失(うしな)った 誰かと、
本当の別れを 告げるための、
大切な 時間です。
もう一度 歩き出すために、
充分に 浸(ひた)らなければいけない、
大切な 時間です。

いつかは、
その -悲涙(ひるい)の時- も終わります。
新しい 明日へ向かうために、
次の時を 迎えます。



<寄り添う心 - グリーフケア ->

人はね。
ほんとに悲しい時、
誰かに 側(そば)にいて欲しいと思うんだ。
一人で 抱(かか)えてるのには、
とっても 重過ぎて、
耐(た)えられない時があるんだ。
悲しみが あまりに深過ぎて、
幾ら 藻掻(もが)いても、
浮き上がれなくなってしまうんだ。

そんな時はね。
誰かに 側(そば)にいて、
話を聞いて貰(もら)うだけで 充分なんだ。
ただ、黙って、
側(そば)に 寄り添っていてくれるだけでいいんだ。

「さあ、頑張らなきゃ。」とか 言われるとね。
勿論(もちろん)、頭では 良く解(わか)ってるけど、
心が 反応しないんだ。
心が そっぽを向いてね。
自分を 暗闇の部屋に閉じ込めてしまうんだ。

テーブルの向こう側(そば)から 声を掛けられても、
その声は 届かないんだ。
そんな遠くじゃなくて、
隣に座って、
只(ただ)、そっと 心の耳を傾けてくれると、
とっても ホッとするんだ。

“寄り添う心” って、
何より 大事だと思うんだ。



<火の道>

轟々(ごうごう)と燃え盛る 火の道へ、
貴方(あなた)は 歩み去って逝(ゆ)きました。
激しい炎の舞い踊る 片道切符の道を、
僅(わず)かに笑(え)みを浮かべて 歩んで逝(ゆ)きました。
戻って来る時は 違う姿になり、
其処(そこ)には もう貴方(あなた)を確認する俤(おもかげ)は残っていません。

帰ってきた貴方(あなた)の あまりの変わりように、
僕の心は 底知れぬ闇の底に沈んでいきました。
一人で 立っていることも出来ず、
横で 手を添(そ)えて支えられ、
漸(ようや)く骨壷に入れた 骨の一片一片。

脛(すね)から先が欠けた 足の骨。
手の骨の 断片。
ちょっと焦(こ)げた三角錐(すい)の喉仏の骨。
頭の骨の 継ぎ目の形。
全て そのまま想い出せます。
決して 忘れることはないでしょう。

火の道を通って帰って来たのは 貴方(あなた)の残像。
貴方(あなた)は もう遠くへ去ってしまって、
二度と 僕の元へ戻っては来ない。
火の道が それを諭(さと)してくれます。
僕の 心の一部も、
あの火の道を通って 遠くへ往(い)ってしまったようです。

あれから、貴方(あなた)の残像は、
骨壷の中でカタとも動きません。
たまには カタッと動いて、
僕を 驚かせてくれてもいいのに…。



<ピコの翼>

ピコはね。
いつも思うの。
背中に、ちっちゃくてもいいから、
じょうぶな じょうぶな翼が欲しいって。
そしたら、いつでも好きなところへ飛んでけるでしょ。
だって、時々どこかへ飛んでっちゃいたくなるの。
ピコには、いやなことや つらいことがたくさんあってね。
時々、逃げ出したくなるの。

そんな時、もし 背中に翼があったら、
真っ青な大空に向かって 飛んでけるでしょ。
あの雲の上まで 飛んでけたら、
どんなにか すてきでしょうね。

高く 高く 飛んで。
さっきまで居た ピコの家が うんとちっちゃくなって。
あの空の上から ずっと下を見ると、
みんな ちっちゃな別世界。

いやなことも、つらいことも、
みんな いっぺんに忘れちゃうよね。
きっと。

大空を さんざん飛びまわって 気がすんだら、
なんにもなかったような顔して 戻ってくるのよね。

ねぇ。 ピコ。
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