- 『ピコの心』 -                (凸凹作家ピコの屈折した記録)

切り絵、パステル画、詩、書、発達障害(自閉症スペクトラム・ADHDなど)、愛着障害(アダルトチルドレン)、解離に関するもの、その他。 暫くは詩が中心です。

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聴覚過敏とカクテルパーティー効果

今日は、聴覚過敏について少しお話させていただこうと思います。
発達障害、特にアスペルガー症候群のような自閉症タイプには、感覚過敏を持っている人が多いようです。
感覚過敏とは、「五感(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)のいずれかが通常以上に敏感であること」 という定義になるようです。
発達障害、又はアスペルガー症候群 = 感覚過敏ではありません。
何の障害も無い人(「定型」:定型に発達した人の意味)も、感覚過敏を持っている人はいます。
ただ、自閉症タイプには特に多いということは有るようです。

僕の場合、これら全ての感覚過敏を持っています。
外へ出ると眩しくていつも目を細めていたので、いつも眠そうだと思われていました。
10代の終わり頃からは、好んでサングラスをかけていました。
実は、外が眩しくてしょうがなかったんですが、自分が特別とは思っていませんでした。
近年は、白内障のせいでしょうか、以前より眩しさを感じなくなりました。

味覚はかなり鋭いので、微妙な味の違いもよく分かりましたが、今はどうでしょうね。
以前ほどではなくなった気がしますが。

匂いについても、かなり敏感に反応するほうです。
匂いの好き嫌いは激しいと思います。

触覚の過敏さは、かなり有るのかもしれません。
触覚過敏とアトピー性皮膚炎とがどのように関係しているのか分かりませんが、小さな頃からかなりひどいアトピーでした。
未だにアトピーは完治しませんが、未だに残っているのはアトピーなのか感覚過敏のせいなのか判然としない事があります。
昔からそうですが、着るものを選ぶのは大変です。
化繊のものや少しでもちくちくする物は、肌に触れる部分に着れません。
襟についているタグもだめ、縫い目の糸もだめ、そのため下着は殆ど裏返しです。
学生時代は、ワイシャツ(今みたいに綿のシャツは無かったですね)や学生服のカラーで首がいつも皮剥けになって真っ赤に腫れ上がって治ることはありませんでした。
しかも、首元までボタンを留めると、首を絞められているようでいつも気分が悪くてたまりませんでした。
それを我慢してるが苦痛で苦痛で、学校へ行くのも苦痛、授業を聞いてるのも苦痛で勉強どころではなかったのかも知れません。
高校の頃は別の理由で、全く勉強するのを辞めてしまいましたが。

肩を組まれるのも物凄くいやです。
見えないことが不安にさせます。
体の一部、手や足が見えない場所に有ると、手足に対する実感が途端に希薄になって不安になり、どこにあるのかその位置がつかめなくなります。
肩を組まれるのを極度に嫌うのは、見えない所から現れた手がいったい何なのかがつかめないのと、圧迫感のせいでしょう。
肩を組まれると息苦しくてパニックに近い感覚になります。
背中からと言うのは、見えないから怖いですね。
見えるところ、前から来た人は怖くないんですが。

見えないことで手足の位置をつかめないため、歩くと彼方此方へぶつかります。
特に狭い場所では、手足か頭を必ずどこかにぶつけて、一日に何度か痛い目に遭います。
こういう痛みには過敏なようです。

それから、時々皮膚の表面がちくちくと痛くなり、水道の水も痛くてたまらなくなります。
自分で触るだけでも痛くてたまらなくなりますが、幸い、四六時中という事はありません。

聴覚過敏というのは、一番厄介です。
大勢がガヤガヤと話している、カクテルパーティーのような場所でも、特定の相手と会話をして相手の声を聞き分け、聞き取ることが出来るこの事を、カクテルパーティー効果といいますが、多くの声から特定の声以外をフィルターにかけて、ふるい落としてしまうわけです。
このフィルターが働くおかげで、騒がしい中でも話しが出来るんですね。
カラオケや居酒屋なんかその典型でしょう。
そのフィルターが殆ど働いていないので、周りの騒音とごちゃ混ぜになって、相手の声が聞き取れないんです。
カラオケや居酒屋なんてもってのほか、あの騒音だけでもずっと頭の中で轟音となって鳴り響いてて、頭がボーっとしてしまい、更にフィルター不良の状態で話しをするなんて、何を言っているのか分からないし、聞こえている振りをしなければならないし、目が回りそうになります。
だから、そういう場所に行くとくたくたになってしまい、楽しむなんてとんでもない、苦痛なだけでした。

パチンコもあの騒音が嫌いです。
拍手さえ、轟音となって目が回ります。 それも、同じテンポで皆で揃えて手を叩く、あれは怖い。
手を叩く音の一つ一つで、どんどん気が遠くなっていきます。
以前よりも聴覚過敏はひどくなっています。

周りの音だけでなく、他の視覚的な情報も一緒になって降り注いでくるので、人が大勢いるだけでも圧迫感と不安から頭が混乱してくるので、正常な判断が出来なくなって乗り物を間違えたり、先日も免許証を落として、その落とした事も気付かずにいました。
小学校の頃の運動会とか、体育館での行事とか、ああいうのは苦手でした。
先ず、何を話しているのかよく聞き取れないので、運動会などは自分がどうすればいいのか分からなくて混乱しました。
入学式や卒業式や、時々やる体育館での行事などはいつも気分が悪くなって時々貧血になりました。
膨大な情報や、ざわざわという騒音や、圧迫感と緊張と訳の分からない不安から、頭がボーっとして、そのうちに気分が悪くなってきたんだと思います。
情報過敏って言ったほうがいいようですね。

感覚は過敏なばかりでなく、過敏さと鈍感さを併せ持っている場合もあります。
例えば、痛みに対しては過敏さと鈍感さがあります。
体の表面を切ったくらいでは何も気が付かない事があって、血が出てきてビックリすることもあります。
かと思うと、採血など血管に針が刺さった途端、余りの痛みに気が遠くなり、大概その直後に貧血を起こします。
2度ほど意識不明になりました。
VVR(血管迷走神経反射)というそうですが、原因は感覚過敏だけでなく、子供の頃の記憶とも関係が有るかもしれません。

体の状態とかとなると、かなり鈍感になります。
失体感症(アレキシソミア)というそうですが、体調の悪い事や、体の中の痛みや、疲れているかどうかも分からない事が多いんです。
暑さ寒さも、有るレベルを超えないと気付かないようです。
最近は、ずっと睡眠障害が続いていて、強めの睡眠薬を使わないと2~3時間で目が覚めてしまい、その後は眠れないんですが、その疲れは相当有るはずなのに全く自覚できず、数日置きに動けなくなってようやく気付きます。
普通の睡眠導入剤では、途中で起きてしまうと効果が無いので、薬を変えてもらって調整していますが、この辺のことは又後日。

失体感症の話にまで飛んでしまいましたが、聴覚過敏の話に戻しましょう。
普通の会話に於いても、時々ちょっとしたイレギュラーな刺激、音の乱入や視野の中に飛び込んでくる何かなどによって掻き乱され、突然相手の話が分からなくなります。
部分的に声が音だけになって意味を成さなくなるわけですが。
いろんな現象となって現れるわけです。

現在、聴覚過敏で探すといくつかのグッズがありますが、どの程度の効果があるのかは疑問です。
2種類ほど購入してみたんですが、お勧めできるほどの効果が有るかどうかは未だ試験中です。
ノイズを減らすものは幾つもあって、それなりの効果が有るものも有るようです。
だから、単純に静かな環境が欲しい場合には使えるものも多いと思います。
ただし、カクテルパーティー効果を補う物は難しいようです。
ノイズを押さえるタイプの物は、会話をするときには邪魔になります。(自分の声が反響して苦になります)
また、声を選別して特定の人の声を取り出すことは、かなりハードルが高い技術を要するんじゃないでしょうか。
もし、有効なものが有ったら、ぜひ教えていただきたいと思います。

聴覚過敏用と詠った商品は見た事がありません。
効果が有るかどうかは、実際に購入してみるしかないわけですから…。
いろんな商品を試せる場所が有るといいですね。

では、今日はこの辺で。

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